リアルな英語学習におすすめ 海外NEWSサイト

新聞やテレビがかつては主流だったニュースも、最近はWEBサイトやアプリで視聴できるようになりました。高いお金を払って新聞を毎月購読している人もいると思いますが、正直日経(ビジネス・政治関係)、朝日(社会問題)に特別興味があります!という需要以外に必要な新聞はないような気がします。テレビは(NHK代を除けば)無料で見られますし。

特にインターネット上では、世界のさまざまなニュースを動画で視聴できます。

youtubeで無料で見られる海外ニュース動画は、英語での視聴が可能です。リアルな英語を学習しながら、世界情勢を知ることができるも魅力です。

 

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私は個人的に問題だと思うのは

みんな欧州や米国の”英語”好きすぎません?

ってことです。

 

ひじょーに残念なことに

日本で見る海外ニュースのほとんどは米国や英国の大手ニュースサイトを

日本語に翻訳したものです

 

欧米のニュースサイト見ても学びは限られている上、

英語学習と言いながら発音気にして、”米国訛り(Rが割と汚く低い音になる)”や英国の本場の英語が身につく!とか言っている時点で…(笑)なにか違う気がします。

 

そういった趣旨で2つここにおすすめNEWSを示しておきたいと思います!

 

①CNA (Mediacorpというシンガポールの会社が運営するシンガポールの公共放送)

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秋田ケーブルテレビもCNAらしいですが(笑)、それとは別物です。

Youtube嫌いの方はこちらのURLでも視聴することが可能です。

Watch 'live' - CNA (channelnewsasia.com)

 

シンガポール公用語は英語(基本)・中国語(華人のみ)・マレー語(マレー系のみ)という感じなので、基本英語です。ただ政府広報の場では3か国語での伝達が基本になるので、3か国語になります。

そしてシンガポールの公務員は優秀な人が非常に多いので、普通に3か国語で同じ人物が情報発信します。たまに英語の中にマレー語や中国語訛りが入るのでシングリッシュとバカにされますが、日本人にそんなこと言う資格があるのかな?と思ってしまいます。

さっきまで英語しゃべっていたコメンテータがこいつ英語しゃべれんなと判断するとマレー語や中国語に切り替えます。一人当たりGDP(≒国民一人当たりの収入)も日本はとっくにシンガポールに追い抜かれていますので、尊敬のまなざしを持って視聴するのもよいと思います。

さすが独裁国家シンガポールだけあって、政府批判はしませんが、アジアのニュースを中国に忖度するわけでもアメリカに忖度するわけでもなく、見ることができるので面白いと思います。日本がアジアでどうみられているのか本当の姿もわかるのでおすすめです。

またどんな需要があるのかわかりませんが、JAPAN HOURという住友商事SMBCANA

が協賛しているえびすさんのバス旅番組が定期的に放送されています。日本人の高齢者の代表がえびすさんだと思われたくないんですが(笑)

 

アルアラビーヤとアルジャジーラ(中東の衛星放送)

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別のニュース番組ですが、なんと立場が違います。というかバチバチに戦ってます。

日本から見るとおんなじ感じの中東のニュースサイトです。

欧米や日本のニュースとは世界情勢のニュースも全然違います。アフリカ・中東のニュース多めなので、ニュースに飢えている人(そんな人いるかわかりませんが)にはおすすめです。

おおよそ日本で暮らす我々には関係ない、コンゴ共和国で囚人が大量脱走して治安が悪化した話やテロ集団に学校が襲撃され数十人が誘拐された話など、遠い海の向こうの話が流れてきます。英語は変な訛りもなく、普通に聞き取りやすいです。

 

何が違うか気になりますという人は、以下見てみると面白いのではないでしょうか?

アラビア語衛星テレビ2局、対極のエジプト報道 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News

AFP通信の記事です。出資者が違うため、その立場に立った報道を行っています。

両方見てみてどのように同じニュースがメディアにより”ゆがめられる”のか見てみると面白いと思います。

ちなみに差がでるのは中東系のニュースのみなので、その他国際ニュースにはあまり違いはありません。